今年前半のPC業界って・・・(其の二)
2012年04月27日
いっけんや at 08:05
ようやく、INTEL製core iシリーズの第三世代CPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)が発表されました。
※販売は、今月29日からとなります。
それに合わせて、Web上のPC&IT関連ニュースサイトではレビュー記事が一斉に掲載されましたので読んでみました。
レビュー記事の全てにおいて使用されていたCPUは最も高性能で且つ一般ユーザにはあまり関係ないモデル「core i 7-3770K」でしたので、今回はやや“辛口”気味に書いてしまう事、ご了承ください。m(__)m
尚、“他のモデル(core i 5やcore i 3)”のレビューが掲載された時に再考しブログに書かせて頂きたいと思います。
今回の「core i 7-3770K」のレビュー記事を簡単にまとめて、一般的な運用を考慮した上で私個人の考えも加えて書いてみると、
- CPU自体の性能は、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)の同等性能品と比較して向上はしているが、実際に体感できるほどのものではなさそう。
- CPU内蔵のGPU(Intel HD Graphics 4000)の性能では、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも格段に向上しているが、AMD製CPU「A8-3870K」内蔵のGPU「Radeon HD 6550D」やビデオカード「NVIDIA製GeForce GT440」クラスの製品よりも劣っているので、一般的な運用に関しては何ら問題はありませんが、最新の3Dゲームを楽しむには「ビデオカード」を別途準備しなければならないのは以前と変わらない。
- CPUの「Intel Quick Sync Video(QSV)」の機能は、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも格段に向上しているとの事で、確実に早くなっているのは確かなようですが、劇的に早くなっているとは言えなさそうです。
- 一般的な運用環境での消費電力量については、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)と比較して、ほぼ同じ。低くなるとしても、誤差の範囲の程度かもしれません。
- CPUの全てのコアを“ブン回す(フルパワーを必要とする)”様な最新の3DゲームやAVCHD形式の長時間の動画編集を行うような作業環境時の消費電力量については、測定環境によっては、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも20~30ワット程度低下している。
- Windows XP環境下での運用では、core iシリーズの第三世代CPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)のハードウェア機能の一部が使用できないので注意が必要です。
・・・という感じです。
以上の事から、私個人的な考えを更に纏めてみると、
core iシリーズの第三世代CPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)を搭載したPCを購入する場合の条件として、
- 新規(PCとして1台目)に購入する場合。
- Pentium DやCeleron D(CPUソケットがLGA775)等のCPUが搭載されている2008年頃までに販売されていたPCからの買い替えであれば、性能も消費電力量も格段に良くなっているのは確かですから、その様な場合においては購入して頂いても良いかと思います。
- 今後登場する著名なソフトウェアの多くは、その運用環境として、デュアルコア以上のCPUが必須になっていく可能性が高いので、現在使用しているPCがシングルコアのCPUが搭載されているならば、買い替え(購入)を検討して頂いても良いかと思います。
簡単に書かせて貰えたら、以上の事になります。
勿論、買い替えや他に使用しているPCのOSが「Windows XP」や「Windows Vista」だったりした場合、現在使用しているソフトウェアや周辺機器が「Windows 7」に対応していない事がありますから、それらを買い足しや買い替えする必要が出てくるかもしれませんので注意が必要です。
まあ、以前から書いている様に、「core i」シリーズのCPUとしては、今回のCPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)こそが“本命”というか、“真(本来)”の「core i」CPUですし、「Windows 8」をより最適に運用させる為のCPUという様に個人的に捉えていますので、私としてもCPUとマザーボードだけでも購入しておこうかと考えています。
※販売は、今月29日からとなります。
それに合わせて、Web上のPC&IT関連ニュースサイトではレビュー記事が一斉に掲載されましたので読んでみました。
レビュー記事の全てにおいて使用されていたCPUは最も高性能で且つ一般ユーザにはあまり関係ないモデル「core i 7-3770K」でしたので、今回はやや“辛口”気味に書いてしまう事、ご了承ください。m(__)m
尚、“他のモデル(core i 5やcore i 3)”のレビューが掲載された時に再考しブログに書かせて頂きたいと思います。
今回の「core i 7-3770K」のレビュー記事を簡単にまとめて、一般的な運用を考慮した上で私個人の考えも加えて書いてみると、
- CPU自体の性能は、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)の同等性能品と比較して向上はしているが、実際に体感できるほどのものではなさそう。
- CPU内蔵のGPU(Intel HD Graphics 4000)の性能では、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも格段に向上しているが、AMD製CPU「A8-3870K」内蔵のGPU「Radeon HD 6550D」やビデオカード「NVIDIA製GeForce GT440」クラスの製品よりも劣っているので、一般的な運用に関しては何ら問題はありませんが、最新の3Dゲームを楽しむには「ビデオカード」を別途準備しなければならないのは以前と変わらない。
- CPUの「Intel Quick Sync Video(QSV)」の機能は、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも格段に向上しているとの事で、確実に早くなっているのは確かなようですが、劇的に早くなっているとは言えなさそうです。
- 一般的な運用環境での消費電力量については、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)と比較して、ほぼ同じ。低くなるとしても、誤差の範囲の程度かもしれません。
- CPUの全てのコアを“ブン回す(フルパワーを必要とする)”様な最新の3DゲームやAVCHD形式の長時間の動画編集を行うような作業環境時の消費電力量については、測定環境によっては、core iシリーズの第二世代CPU(開発コードネーム:Sandy Bridge)よりも20~30ワット程度低下している。
- Windows XP環境下での運用では、core iシリーズの第三世代CPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)のハードウェア機能の一部が使用できないので注意が必要です。
・・・という感じです。
以上の事から、私個人的な考えを更に纏めてみると、
core iシリーズの第三世代CPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)を搭載したPCを購入する場合の条件として、
- 新規(PCとして1台目)に購入する場合。
- Pentium DやCeleron D(CPUソケットがLGA775)等のCPUが搭載されている2008年頃までに販売されていたPCからの買い替えであれば、性能も消費電力量も格段に良くなっているのは確かですから、その様な場合においては購入して頂いても良いかと思います。
- 今後登場する著名なソフトウェアの多くは、その運用環境として、デュアルコア以上のCPUが必須になっていく可能性が高いので、現在使用しているPCがシングルコアのCPUが搭載されているならば、買い替え(購入)を検討して頂いても良いかと思います。
簡単に書かせて貰えたら、以上の事になります。
勿論、買い替えや他に使用しているPCのOSが「Windows XP」や「Windows Vista」だったりした場合、現在使用しているソフトウェアや周辺機器が「Windows 7」に対応していない事がありますから、それらを買い足しや買い替えする必要が出てくるかもしれませんので注意が必要です。
まあ、以前から書いている様に、「core i」シリーズのCPUとしては、今回のCPU(開発コードネーム:Ivy Bridge)こそが“本命”というか、“真(本来)”の「core i」CPUですし、「Windows 8」をより最適に運用させる為のCPUという様に個人的に捉えていますので、私としてもCPUとマザーボードだけでも購入しておこうかと考えています。