ハードディスク価格に時価?

2011年11月02日

 いっけんや at 21:14
秋葉原のあるPCパーツ販売店で、一部のハードディスクの販売価格が“時価”表示になったらしい・・・。
次回入荷分の価格が確定できないというのが理由だそうです。

更には、他のPCパーツ販売店では、ハードディスクの在庫が無くなってしまった為、店舗内に張り出されていたハードディスクの価格表自体が外されているところも・・・。

あるPCメーカの販社からは、一部の製品で納期遅延が発生していて、年末までは解消されない旨の連絡が今日ありました。

タイの洪水による影響で、ハードディスク不足は、価格の暴騰も合わせて、その深刻の度合いは日増しに増しているようです。(T-T)


様々なニュースを見ていて感じるのは、ハードディスク不足が解消されるのは、最悪の場合、来年の3月くらいまで待たなければならない可能性も出てきているという事。


一般的な話として、何らかの原因で工場が一旦製造が止まってしまうと、再稼動するまでの所要期間(個々の機器の点検から生産ラインの正常稼動まで)は、数週間から数ヶ月必要となります。

この場合、ハードディスク製造に必要な一個一個の部品全てが揃っていなければなりませんが、タイにはそれらの様な部品製造工場も在り、一部は被災しているとの事です。

また、当然のことながら、部品製造工場が正常稼動しなければ、ハードディスクの生産は出来ない状態が続く事になります。

そして、ハードディスク製造(生産)が開始されて、それらの商品が市場(PCや周辺機器メーカ、AV機器メーカへの納入を含む)に出回るまで、更に数週間必要となります。


いずれにせよ、まずは洪水が収束する事から始まります。

予測では、洪水が収束するのは今月中・・・らしいので、やはり、今年中のハードディスク不足の解消は無理かもしれません・・・。



<追記1>
ハードディスク不足の影響は、PC関連に止まりません。

例えば、テレビ関連だと、ハードディスク内蔵の液晶テレビ、ハードディスク内蔵のBlu-rayレコーダーやDVDレコーダー等にも価格上昇や品不足等の影響が出始めることも考えられます。


<追記2>
私個人の話で申し訳ありませんが、タイの洪水の影響が出始める前に、偶々、ハードディスクを購入していて、少なくても半年以上は購入する必要性がありません。
※使用しているPC達の整理整頓していたら、これまで使用していた500GB以下のものを中心とした、容量が比較的小さなハードディスクが余りました。一応、作業用予備品に転用する予定ですが、それらの数は両手分に近い・・・。(゜O゜;

そのため、私のお客さんのPC等に万が一不具合が複数発生しハードディスクの交換が必要になったとしても、ハードディスクの販売価格が落ち着くまで、私の手持ちの作業用予備品で十分対応できますし・・・。^^;




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