Windows 7を快適に運用させる為に(考察|其のニ)

2010年01月23日

 いっけんや at 01:04
記載がかなり遅れていますが、前回の続きから・・・。m(__)m


2.そして・・・

動作が遅い原因は、搭載していた「Deskstar T7K250」?・・・という件ですが、やはりSerial ATA/1.5Gbps固定で動作していたようです。(ーー;)

この「Deskstar T7K250」、購入した当初、Serial ATA II/3.0Gbps固定(?)で動作していて、Serial ATA/1.5Gbps仕様のIntelのチップセット内蔵のインターフェース以外のコントローラ(AMDやVIA 等の一部)では接続(認識)すらしなかった代物です。
※この一台だけではなく、容量違いで数台購入していたものも同様の症状でした・・・。(ーー;)

当時、色々と調べた結果、インターフェースの仕様をSerial ATA/1.5Gbpsに設定すれば、Intel以外のコントローラでも使用可能になる事が判り、そのままSerial ATA/1.5Gbps固定状態にした事を忘れてしまっていたのかも知れません・・・。(^_^;)


3.考察

(1)「Windows 7」の利点

一般的なユーザの方々にとっての「Windows 7」を使う利点という事については、色々と異論はあるかと思いますが、かなり考え抜いた末の私見としては、以下の点くらいではないかと思います。

- デジタルビデオカメラで採用されているAVCHD規格の動画をSDHCメモリカード等を介して、「Windows 7」に標準搭載されている“Windows Media Player 12”上で簡単な操作で見る事が可能。
※AVCHD規格の動画に対応しているBlu-Ray/DVDビデオ再生ソフトウェアを別途購入し導入すれば、「Windows XP」上でも「Windows Vista」上でも再生は可能です。

- “Windows Media Player 12”上では、AVCHD以外に、AACやMPEG-4や3GPP等も標準で再生する事が可能。
※これまでは、フリーウェアや市販のソフトウェア等を別途準備して導入する必要がありました。

- 新たな記憶装置である“SSD”と呼ばれるFlashメモリを使用した大容量ディスクがOS(「Windows 7」)上でサポートされる事により、SSDをより安心且つ効率良く利用する事が可能。

- “Adobe Photoshop”や“Adobe Illustrator”等の次世代の業務用途(プロ向け)の画像/動画関連ソフトウェアを高効果且つ高効率で運用が可能。


(2)「Windows 7」を導入する(使用する)という事・・・

「Windows Vista」が登場した時よりも、「致命的な・・」若しくは「使い辛い・・・」と言うような感じは、ほとんどなさそうです。


実際、私が「Windows 7」を導入しているPC(メーカ製2009年秋モデルに近い仕様に各種チューニングした自作機)上では、「Windows XP」上での操作と比較して エクスプローラの画面上の幾らかの操作に多少“イラっ”とする事はありますが、ほとんど問題無く普通に使用することが出来ています。

ネット上では様々な不具合が報告されている様ですが、旧Windowsから「アップグレード」した場合や「Windows 7」に正式に対応していないソフトウェアや周辺機器のドライバー等を導入した場合の不具合(導入手順の不手際なども含みます)が数多く見られ、「Windows 7」を予め導入されているメーカ製PCでの不具合と言うのはそれほど多くないようです。

つまり、「Windows 7」を予め導入されているメーカ製PCであれば、取り敢えずは、可もなく不可もなく “普通”に使えるものと思います。
※ただ、「Windows 7」の64ビット版への魅力は個人的に非常に高いのですが、現実的には、万人向けとしては「Windows 7」の32ビット版でなければ安心して使えません・・・。(ーー;)
※また、PCに用いられているチップセットがINTEL製であればG41やGS45以上、AMD製であれば780GやM880G以上、NVIDIA製ならばGeForce 7100以上であれば・・・という様な条件やメモリがデュアルチャンネル仕様(チップセットがGeForce 7100等の場合を除きます)で2GB以上搭載されているという様な条件が多々ありますが・・。(ーー;)


必要に迫られていなければ、現在のPCを使い続け、キリの良いところで、「Windows 7」が予め導入されているPCに切り替える事をお勧めします。
勿論、ソフトウェアや周辺機器等も、「Windows 7」対応版(対応品)に切り替える事(同時に購入する事)も併せて お勧めします・・・。(^^;)
※使いたいソフトウェアや周辺機器等が「Windows 7」に対応していなければ、現在のPCを使い続ける他は、「旧Windows」を導入している数少ないビジネス向けPCを購入するか中古品を購入するしか・・・。(^^;)


因みに、今まで使用していたソフトウェアや周辺機器等を、「Windows 7」上でも使おうと安易に考えていらっしゃる方々があまりにも多い・・・。( ̄□ ̄;)!!
お気持ちはわかりますが、「Windows 7」に非対応のものは一切導入しないほうが身の為です。また、“アップグレードで対応します・・・”と言う様なものも避けて下さい。痛い目に会う事になる可能性が高いので・・・。 (;^_^A アセアセ・・・

今まで使用していたソフトウェアや周辺機器等を「Windows 7」上でも使おうと考えていらっしゃる場合は、「Windows 7」上で使用できるか否か、商品名(型番)及びバージョン(版数)等を確認した上で、ご自分で詳細に調べて下さい。
※特に、ソフトウェアや周辺機器等に同梱されている(一緒に付いてくる)“機能限定版”的なソフトウェアに注意して下さい。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
※「Windows 7」には“Windows XPモード”という「Windows XP」用ソフトウェアを動作させる機能を有していますが、残念ながら全てのソフトウェアが動作する訳ではなく、また「Windows XP」用の周辺機器は動作しない等の様々な制限が存在しますので、十二分な注意が必要です。


(3)「Windows 7」をアップグレードして導入する(使用する)は避けましょう・・・

一応、「Windows Vista」からアップグレードする手段で「Windows 7」を導入する事が可能ですが、上記の(2)項に記載している通り、導入しているソフトウェアや周辺機器によっては動作しなかったり、後にアップグレードしければならない事があります。
色々と問題(不具合)が発生してしまう可能性が高いので、私個人としては、アップグレードでの「Windows 7」の導入はお勧めできません。

やはり、「Windows 7」を使用するには、予め「Windows 7」が導入されたメーカ製PCを購入したほうが安心できます。
若しくは、「Windows 7」をクリーンインストールした上での運用をお勧めします。

勿論、ソフトウェアや周辺機器の導入に関しても、(2)項を参考にして頂けたら幸いです。




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